みなさんカーライフをフルスロットルで楽しんでますでしょうか?
霞翔太郎(かすみ しょうたろう)です!!
三菱自動車に愛車のランエボを6ヶ月点検に出したときのことです。
メカニックの方に呼ばれてピットに行ってみるとブレーキパッドの残量がほとんど残っていないため交換が必要とのことでした。
本日はクルマの中でも重要なパーツであるブレーキ交換のタイミングと注意点について紹介していきます。
それでは Here We Go!
- ブレーキ交換の目安時期を知りたい
- ブレーキの交換を検討している
ブレーキの種類

そもそもクルマのブレーキには構造が違う2種類の仕様があります。
大前提の仕組みとしては「物と物を擦り合わせることで、摩擦熱に変えることによりクルマを停止」させることなのでどちらもあまり変わりません。
ディスクブレーキ
曙ブレーキ工業|ディスクブレーキ https://www.akebono-brake.com/product_technology/product/automotive/disc/
ディスクブレーキはホイールと同調して回転するディスクとその回転を止めるパッド、油圧でディスクにパッドを押し付けるキャリパーで構成されています。
ブレーキペダルを踏む力がブースターに伝わり、油圧が発生します。
油圧はキャリパーのピストンを動かし、ブレーキパッドがディスクローターに強く押し当てられます。
その際にディスクとパッドが強く摩擦することで、クルマの運動エネルギーが摩擦熱に変換されて減速するようになっています。
メリットは放熱性に優れており焼き付けを起こしにくいことですが、部品が多いことから高価になってしまうことがデメリットです。
ドラムブレーキ
曙ブレーキ工業|ドラムブレーキ https://www.akebono-brake.com/product_technology/product/automotive/drum/
ドラムブレーキは、円筒状のドラムの中に回転を止めるためのブレーキシュー、両者を押し付け合わせるためのホイールシリンダーが配置されています。
構造としては、ブレーキペダルを踏んで発生した油圧がシリンダーのピストンを動かして、ブレーキシューをドラムの内側に押し付けることで摩擦熱を発生させ、減速させる仕組みです。
メリットとして構造が簡素なため安価なことですが、密閉されたドラムの中では熱がこもりやすいため放熱性が低く、焼き付けを起こしやすいというデメリットがあります。
ブレーキの交換目安

ブレーキの交換目安はどの位でしょうか?
一般的にディスクブレーキであれば、ディスクローターはおよそ10万km走行したら交換の目安とされています。
ブレーキパッドは厚みが3mm以下は早めの交換が推奨されるタイミングで、2mm以下になるとブレーキローターに損傷を与えたり、急にブレーキが効かなくなる場合がある大変危険なタイミングとされています。

ウエアインジゲーターにより摩耗していくとキィーという金属音が鳴り、交換時期を知らせてくれます。
ドラムブレーキではブレーキシューはおよそ5万km~10万kmほどが交換の目安と言われており、1mm以下になったら即交換が必要です。

ブレーキシューは摩耗具合を確認するのが難しいため、5万km走行毎にチェックして貰うことをオススメします!
交換する際の注意事項!!

クルマのパーツの中でも重要なブレーキの交換や整備は国からの認証・指定工場で行わなければいけません。
ディーラーやほとんどの大手カー用品店は国から認証されているので問題ありませんが、小さなショップでは国からの認証を受けずに整備をおこなっているところも稀にあるので注意が必要です。
なかには工賃を抑えるために、自分でブレーキ交換を検討されている方もいるでしょう。
自分で交換する事自体は違法ではありませんが、あくまで交換は自分のクルマのみ可能で他人のクルマの交換は法律的に禁止されています。
たとえ、整備資格を持っていたとしても認証工場・指定工場でおこなわなければならないので注意が必要です。
まとめ
ブレーキはクルマのパーツの中で命に関わる重要なパーツなので常に注意することが大切です。
車検時には問題なかったブレーキがその後の6ヶ月点検ではパッドがほとんど残っていないと言われたのでビックリ致しました。
自分の中では次の車検までブレーキは問題無いと思っていたので、もし点検に出さずにそのまま走行していたらと思うとゾッとします。
日頃から点検して貰える機会がありましたら、費用と時間を惜しまず積極的に点検をして貰うことが大切です。

また次回の記事でお会いできるのを楽しみにしています!

