【盗難理由は鋼材高騰にあり】グレーチング盗難対策で窃盗団から死守するべし

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    男のロマンを追い求めるトロイ動物こと霞翔太郎(かすみ しょうたろう)です。

    この度は私のブログにお越し頂きましてありがとうございます。

    最近ニュースなどでよく見かけますが、グレーチングの盗難が相次いでいます。

    1回の盗難被害が1~2枚というレベルではなく、数百枚というレベルで盗難被害に遭っているので、かなり深刻な問題になっています。

    盗難を防止するためにずっとその場で監視することは不可能なので、グレーチング側でおこなえる盗難対策の方法をご紹介していきます。

    念のため言っておきますが、よくテレビで元空き巣が狙われやすい家を教えますといった映像を見ることが多いですが、これは断じて違います。神に誓って今までグレーチングをパクったことはありません笑

    今回この記事をアップしました私のことについて、もっと知りたい方はぜひ自己紹介記事をご覧ください。

    それではHere We Go!!

    この記事はこんな人におすすめ
    • これから新規でグレーチングの取付を検討されている人
    • グレーチング盗難の対策を検討されている人
    • 管理している土地にグレーチングが大量に敷いてある人

    グレーチングとは??

    そもそもグレーチングとは側溝の上に敷かれている金属の格子状の蓋のことです。基本は受枠の上にグレーチングを敷く「落とし込みタイプ」が主流ですが、他にもU字溝に置くだけの「ツバ付きタイプ」やグレーチングの下に角パイプの足が付いている「かさ上げタイプ」などの形状があります。

    材質はスチール、ステンレス、アルミ、鋳鉄(鋳物)などの様々な種類の材質で製造されています。

    あまり聞き慣れない名前かと思いますが、グレーチングの役目はズバリ側溝に落ちない様にするためです。

    そのため、使用場所によって耐荷重は歩行用からT-25(総重量25t)まで選ぶことが出来ます。

    日本ではダイクレカネソウ第一機材中部コーポレーションなど様々メーカーでグレーチングを製造しています。

    盗難対策方法

    グレーチングを盗難被害から守るためには、グレーチング側で施せる方法がいくつかありますのでご紹介致します。

    ボルト固定式にする

    グレーチングは本体の他に受枠が必要になります。本体と受枠をボルトで固定することで盗難されにくくなります。

    元々は自動車が多く通行する場所でのガタツキ防止の目的ですが、専用レンチが無いと本体を外すことが出来ないので盗難防止の役割も果たすことが出来ます。

    しかし、あくまでボルトで固定されているだけなので、レンチやインパクトドライバーがあれば誰でも取り外せてしまうので完璧とは言えません。

    既に施工されているグレーチングはボルト固定に変更が出来ないため、あくまで新規でボルト固定用の受枠を取り付ける場合に限ります。

    また、ツバ付グレーチングについては受枠を使用しないため、新規でもボルト固定の対応が不可能になりますので注意が必要です。

    鎖を付ける

    鎖をグレーチングに取り付けることによって、グレーチング本体を外れにくくします。マンホールの蓋が流されないようにすることと盗難防止で鎖を付けている原理と同じになります。

    鎖の先端を躯体の壁に差し込むため、グレーチングは外れるけども鎖の長さ分しか動かすことが出来ないといったメリットがあります。

    しかし、鎖はグレーチング本体1枚ごとに必要なため、枚数分の鎖のコストと取付コストがかかってしまうことと通常はグレーチングには鎖が取り付けられる仕様になっていないため、鎖を取り付けられる様に加工が必要になります。

    連結金具でグレーチング同士を連結させる

    連結金具はグレーチング同士を金具で固定するものになります。例えば、グレーチングの本体が20枚並んで敷いてあれば、20枚全てが繋がった状態になるので盗難が困難になります。

    取付と取外しもハンマーがあれば誰でも簡単におこなうことが出来ます。

    中部コーポレーション|スチールグレーチング連結金具 取付・取外し手順
    霞翔太郎

    コスト面と手間を考えると連結金具が一番おすすめです!

    デメリットとしては側溝を掃除したいと思っていても、グレーチング本体が全て繋がってしまっているので、金具を全て外さないとグレーチングが引き上げられない点です。

    防犯カメラを付ける

    グレーチングを盗難する際には1~2枚を盗むのではなく、100~200枚単位で盗難を行います。そのため、わざわざ敷いているグレーチングを引き剝がして盗むとなると単独では難しく犯人が複数いる可能性が高いです。

    また、グレーチング自体も1枚当たりが重たいので運ぶ際も必ずクルマが必要になります。

    これらを踏まえてグレーチングを盗難する際には、複数での犯行で尚且つクルマで犯行現場まで移動している可能性が高いので防犯カメラが設置することで犯人の行動や素性を記録することが出来ます。

    グレーチングを盗難する理由

    グレーチングを盗難する理由はズバリ売れるからです!

    グレーチングの材質はほとんどがスチールかステンレスなので、どちらもスクラップ買取業者が円/kgで買い取ってくれます。

    ここ最近は鋼材の高騰により、買取金額も軒並み上がり続けて一時期はスチールは70円/kg、ステンレスは200円/kgまで上昇していた時期があります。

    現在は落ち着きをみせているので、だいぶ買取金額は下がりましたが10年くらい前に比べると以前として高い金額を維持しています。

    まとめ

    グレーチングを盗難する犯人はグレーチングをスクラップ買取業者に持ち込むと売れると知っているので、グレーチングに詳しい人間だと考えられます。

    普通に暮らしていれば、グレーチングなんて言葉すら知らなかったと思いますし、ましては売れる事なんて知る術もないと思います。

    完全に盗難を防ぐ方法は存在しませんが、盗難されにくい環境をつくることは非常に大切だと思います。

    霞翔太郎

    また次回の記事でお会いできることを楽しみにしています!

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      雑記ブログ「Full ThЯottle<フルスロットル>」を運営しています霞翔太郎(かすみ しょうたろう)と申します! 私のブログにお越し頂きましてありがとうございます。 普段はアラフォーサラリーマンとして職務を全うしながらブログを運営しています。 生息地は関東某所で、マイペースな性格なために奥さんからは「トロイ動物」とよく言われています(笑) ブログを始めたきっかけは今まで経験したことを「Full ThЯottle<フルスロットル>」でアップすることで、見て下さっている方々に何か有益な情報になって欲しいと思ったからです。 多くの方々に楽しんで貰えるブログを目指していますのでみなさんよろしくお願いします!! 座右の銘「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」